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『北京特別市公署市政公報』目次検索データベース(1938-1944年)
Municipal Government Bulletin of Beijing Special Municipal, Shizheng Gongbao (1938–44)

【概要】
 このデータベースは、戦時期における北京特別市公署(のち市政府)が発行した『市政公報』(1938年1月-1944年9月)の件名データベースである。このデータベースを手がかりとして、戦時下の都市行政の実態、北京における日本の影響、傀儡政権といわれる政治主体の性格および特徴などを浮き彫りにすることが可能となる。

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【背景】
1937年日中戦争が勃発すると、日本の北支那方面軍は、同年12月14日に同軍特務部の計画どおり、北京に王克敏を首班とする中華民国臨時政府を成立させた。この臨時政府は、翌1938年1月には冀東政府と合併し、3月南京に成立した中華民国維新政府と南北を分けて並存することとなった。ところが、1940年3月に蔣介石を首班とする重慶政権に対抗して、汪精衛(兆明)を首班とする中華民国国民政府が〈反共和平救国〉と〈大アジア主義〉を唱えて親日的な統一政府を成立すると、さきの臨時政府と維新政府はこれに合流して、両政府とも形式的には解散した。同年6月、汪精衛政権のもとで、北京に成立した華北政務委員会は終戦まで華北地域の運営をつかさどった。


【参考文献】
貴志俊彦・石川正敏・井上治「北東アジア地域の社会科学研究のための資料・書誌情報データベース」 (『メディアセンター年報』第4号、島根県立大学メディアセンター、2004年)

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