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データ更新日:2023年03月09日 データ件数:59件
ฐานข้อมูลหนังสือใบลานในอิสานใต้ / 『貝葉文書にみる民族間関係』データベース 京都大学東南アジア地域研究研究所
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地域研では、京都大学東南アジア研究所が構築してきたデータベースを同研究所との共同で開発・更新を進めている。 タイ北部のラーンナータイを中心にした貝葉文書は、今日のタイ国とラオス人民民主共和国の仏教寺院におよそ368,000束(約100枚/束)が確認されている。「タム文字写本文化圏」と呼びうるタイ東北部、ラオス、ミャンマー、中国雲南省南部に分布する地域史料である。その史料的価値は1970年代になって海外の研究者に知られるようになった。本データベースは、これらのうち民族間関係や宗教、生態環境および統治形態について重要な記述をふくむおよそ30点のテキストを現代タイ語化して作成されている。タイ国ラーチャパット・チェンマイ大学のアルンラット・ウィチェンキオ講師が、京都大学東南アジア研究所(当時、東南アジア研究センター)との共同研究「貝葉テキストにみる地域・民族間関係の動態」として開始したもので、2002年よりデータベース化に着手し今日まで継続している。 タイのふたつのデータベースがもつ意義 Bのデータベースが扱う貝葉文書が分布する地域には、Aの『三印法典』と異なる伝統法の体系が広まっていたことが知られるが、同時に両者には共通する語彙や表現が含まれている。近い将来、データベースとして『三印法典』の語彙用例に貝葉本群の語彙用例を重層的に検索することが実現されれば、近代的な国民国家政体をなす以前のタイ国と隣接する地域の仏教の伝播、仏教と政治権力の関係、王室を中心に継承されてきたヒンドゥー儀典をはじめ、民族間関係、経済社会活動についての歴史的様態を明らかにするきわめて重要な基礎資料となる。また、同地域の社会文化史を研究する国内外の学生や研究者のみならず、広く東洋史の研究に大きな貢献をなす。その意義は以下のようなものである。 (1)国内外のタイ史、ラオス・ミャンマー・中国雲南などの歴史、経済史、社会史、仏教史研究での利用。 (2)タイ国を中心に、インドから東アジアにいたる東洋史、特に仏教文化・政治の研究者の利用。 (3)東南アジアの歴史、文化、法制、社会史研究を目指す学生、院生の利用。タイ国および東南アジアの歴史、法制研究はもとより地域研究、社会史研究を目指す学部生、大学院生にとって重要な基礎資料となる。 (4)タイ国内の初等・中等教育での利用。両者のデータベースは、ともに内外のタイ研究者のみならず、今日使われている生態や民族、社会と文化に関する用語が、その用例とともにかつてどのような文脈でいかなる意味を与えられていたのかを示す「タイ古語辞典」としての機能も果たす。タイ国内の地方に至るまでの初等・中等教育での重要な社会・歴史資料として、Webベースによる広範な利用が想定される。 (5)サンスクリット語、パーリ語等の言語研究者の利用。特にパーリ語の記述が多く、言語やその伝播での東南アジア、東アジア諸語の研究者による利用。 (6)タイ語統合データベースのシステム実現の範例。タイ語データベースの統合検索を実現する構築事例はない。本文テキスト・データベースとタイ語文献との統合検索も可能になり、タイ語による資源共有及び資料間のリンクから、タイ史研究者の多角的利用が期待できる。
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